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別名: the Sisters of Elune

状況: 活動中

リーダー: High Priestess Tyrande Whisperwind

Sisterhood of Eluneは、月の女神Eluneに仕える司祭の最高階級である。

構成員[]

かつてEluneに仕える司祭はすべて女性ナイトエルフであった。しかし、第三次大戦の荒廃の後、ナイトエルフが己の天職を選択することが許可されたために伝統的な性別役割分担は廃止された。その結果、Eluneの司祭の大半はいまだ女性であるものの、今では男性も参加を歓迎されている。ナイトエルフが社会的孤立をやめて姿を現して以来、Eluneの司祭の門戸は多種族にも開かれている。

同様に、ナイトエルフ種族以外の司祭もSisters of Eluneに加わる機会が与えられている。しかし、移ろいやすい月の女神の奥深い神秘は女性にしか理解できないものであると今日まで広く信じられているため、これまでSisterhood of Eluneは女性のみの集団となっていた。

歴史・編成[]

何千年ものあいだ、Eluneの司祭はナイトエルフ社会のための精神的指導者であり力強い戦士でもあった。ナイトエルフが戦いに参戦する時、Sisters of Eluneは戦士たちのかたわらで戦い、Eluneに祈りを捧げ女神の力を呼び起こした。しばしば月の女神はその怒りをナイトエルフの敵に叩きつけることで祈りに応えた。司祭たちは真昼の空に月のようなものを呼び出し、夜行性のナイトエルフにEluneの力を導くことができるとさえ言われた。戦いに勝利した後、司祭たちは負傷者たちに祈りを投げかけ、癒しの力をもたらした。

最終的に勝利はナイトエルフに平和をもたらし、Sisters of Eluneは公の場から幾分距離をおくことで満足した。時を経るにつれて、司祭たちの戦闘技術は遠い記憶となっていった。司祭たちは必要があれば傷を癒すことはできたが、平和と不死性がSisterhood of Eluneの介入する必要性を失わせていった。

古代神戦争が勃発した後、Sisterhood of Eluneは再び参戦した。Tyrande Whisperwindの卓越した戦闘技術と回復能力は、かつてSisterhood of Eluneが持っていた力が今でも健在であり、消えていなかったことをナイトエルフたちに思い起こさせた。大破壊の後、Tyrandeはナイトエルフ社会全体の改革を宣言した。改革の一部として、Tyrandeは地位の象徴に過ぎなかった旧軍を解体し、Sentinelsを設立した。

Sisterhood of Eluneは第三次大戦をほぼ無傷で生き抜いた主要組織のひとつであり、そのメンバーは血筋を重視されてはいなかった。さらに、メンバーは戦闘・戦術・回復を広範にわたり訓練されていた。その知識と経験にもかかわらず、司祭たちは他のナイトエルフ社会からはやや隔たっていた。

Tyrandeはその距離こそが破滅的な戦争責任の一端であると考えており、自らの指示によってSentinelsを指揮する義務を負う地位に就くことを決心したのだった。Eluneの大司祭は、Sentinelsの指揮者とナイトエルフ社会の長となった。Sisters of Eluneは二度とナイトエルフの民の導きを怠ることはないであろう。

信条・実践[]

Eluneは多面性を持つ存在であるため、Sisterhood of Eluneは広く多岐にわたる教育を施されなければならない。女神の教えはAzerothのすべての生き物に愛と忍耐を説いている。Sisterhood of Eluneの新人は、己の中にある偏見を認めそれと戦う時に常に思索し、己の信仰が試されていると気付く。

それでも、Eluneは絶対的反戦主義の擁護者ではない。実際、戦術と戦闘は軍の統率に不可欠であるため、Sisters of Eluneの新人はそういった能力を広範にわたって訓練することが求められている。

arcane魔法の持つ混沌とした本質のため、高位カーストに属するナイトエルフが行使するarcane魔法の術をSisterhood of Eluneは決して承認しなかった。その結果、貴族たちは歴史と魔法詠唱の両方を深く掘り下げた厳格な教育課程に従わねばならない。特に、第一の永遠の泉は危険の原因となる可能性があると考えられていた。実際、昔Highborneは泉の魔法を乱用して大災害を招き、Sisterhood of Eluneの教室では永遠の泉が討論の議題となっている。

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