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Basic/概要[]

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 Shamanは種族と一族にとっての精神的指導者です。彼らは祖霊と交信し、未来の幻視を視て、暗き時の中人々を導きます。多くの人は彼らの賢明さと落 ち着きようから平和主義だと考えてしまいますが、いざ挑まれるとShamanは広範な自然の力を操るパワーを行使します。 ShamanはSpellとOptionの面白い組み合わせのあるClassです。Shamanはその治癒/蘇生能力と有益なTotemによって、 Groupでも喜ばれることでしょう。Shamanは大気、大地、火、水の最高四種類のTotemを持っています。Shamanをプレイする上で、 Totemを状況に応じて使うかを理解していることが重要となるでしょう。

Strengths/長所[]

  • 攻/防/攻撃魔法/回復魔法/補助のバランスの取れた能力。相手を選ばずオールマイティに戦える
  • 蘇生呪文が使用可能
  • Totemの配置で、前線や陣営を構築する事ができる。Totemを破壊するにはTargetを変更しなければならないため、時間が稼げる(RogueはComboPointを失う)

(2020.03.01 追記:

  • スペシャリゼーションにかかわらず、非常に強力なミニオン《アース エレメンタル/Earth Elemental》 を召喚できる。アース エレメンタル は挑発能力を持っているため、主人の身を守る壁役になってくれる。(ただし 1分 するといなくなってしまう上、クールダウンが 5分 とかなり長いため、アースエレメンタルがいなくなった直後から 4分間 は防御がかなり手薄になってしまう。また、挑発の範囲がかなり広いため、長時間連れ歩くと余計な敵を釣ってきてしまって戦況がかえって不利になる場合もある。ダンジョンやレイド戦では特にこの欠点に留意しなければならない。)
  • スペシャリゼーションにかかわらず、非常に優秀なインタラプト技《ウィンド シアー/Wind Shear》が使える。クールダウンがたったの 12秒 であり、しかも射程が 30ヤード もあるため、インタラプトアビリティ単体としては全クラス中で最も優秀。また、広範囲の敵をスタンさせる《キャパシター トーテム/Capacitor Totem》もインタラプト手段として非常に優秀。
  • スペシャリゼーションにかかわらず《トレモー トーテム/Tremor Totem》を使える。《トレモー トーテム/Tremor Totem》は 恐怖(Fear)、誘惑(Charm)、睡眠(Sleep) という非常に厄介な状態異常3種を解除する効果を持ち、しかも 30ヤード 以内の味方全てに効果がある。自分自身が上記の状態異常にかかってしまうとトーテムを置けなくなってしまうため、「先出し」しておかなければならない制約はある。しかし「先出し」に成功した場合は致死率が非常に高い上記の状態異常に対して最も効果的な対策ができる。
  • スペシャリゼーションにかかわらず回復魔法《ヒーリング サージ/Healing Surge》を使える。特にエンハンスメント(Enhancement) スペシャリゼーションでは、「第二のMP」である メイルシュトローム(Maelstrom) が十分溜まっている場合、《ヒーリング サージ/Healing Surge》がインスタントキャストできるようになる。そのためエンハンスメントは フェラルドルイド のように攻撃しながら回復を素早く行える。
  • スペシャリゼーションにかかわらず《呪術/Hex》を使える。メイジの《動物変身/Polymorph》と同様に、敵単体を一時的に無害な動物に変身させて戦闘から排除できる。余計な敵がリンクしてしまった場合、《アースエレメンタル/Earth Elemental》を盾にしつつ、《呪術/Hex》で戦う敵の数を減らすことで生存率をかなり上げられる。ただし《呪術/Hex》のDebuffはダメージを与えると解除されてしまう上、二体目の敵にかけようとすると一体目の変身が解除されてしまうため注意が必要。無力化できるのはあくまでも一体だけ。
  • パッシブの《転生/Reincarnation》の効果により、一度死んでしまっても体力とマナが20%の状態で一度だけ復活できる。(ただし起き上がっても即座に敵に発見されてタコ殴りにされると二度死ぬだけになってしまうため、死ぬ前に死に場所を考えなければならない。また、《転生/Reincarnation》のクールダウンは 30分 であり、アビリティがクールダウン中に再度死んでしまった場合は今度こそ墓送りになる。余談だが《転生/Reincarnation》を1回限りの変則的な「落下耐性」として使用する事もできる。ただし着地地点に敵がいたら墓送りになるため、あまり無暗にバンジージャンプしない方が良い。)
  • 上記の《アース エレメンタル/Earth Elemental》、《ウィンド シアー/Wind Shier》、《キャパシター トーテム/Capacitor Totem》、《トレモー トーテム/Tremor Totem》、《転生/Reincarnation》の恩恵で、レストレーションがヒーラーとして非常に優秀。PvEでは厄介な状態異常をかけてくる強敵を相手にする際に、針の穴を通すような極めて正確かつ的確なサポートが出来る。ただし回復用トーテムを配置して定点範囲回復を行う性質上、毒液などを撒き散らしてダメージゾーンを形成するようなボスが相手だと、味方が移動を迫られて「回復効果範囲外」になってしまう事がままある。また範囲攻撃などでトーテムが破壊されると回復力が極端に落ちるため、範囲攻撃能力の高い相手やPvPでは真価を発揮しづらい。またトーテムや《癒しの雨/Healing Rain》が術者のコントロール外で自動回復してしまうため、「味方を洗脳して同士討ちさせる」タイプのボスと戦う時に、範囲回復を全力で配置していた場合は「味方を殴って正気に戻す」作業をトーテムや《癒しの雨/Healing Rain》が凄まじい勢いで妨害してしまう懸念がある。単体回復や瞬間回復能力はプリーストやレストレーションドルイドに一歩劣るため、非常に限定的な場面では不利になる場合がある。
  • 遠距離DPSの エレメンタル(Elemental) と ヒーラーの レストレーション(Restoration) は、優秀な範囲攻撃魔法である《チェイン ライトニング/Chain Lightning》が使える。前衛がいる場合は複数の敵をまとめて一網打尽に出来る上、自家製タンクである《アース エレメンタル/Earth Elemental》を自分で用意できるため、短時間ではあるもののハンターやウォーロックさながらの「一人パーティプレイ」が可能。《アース エレメンタル/Earth Elemental》が敵の攻撃を引き付けてくれている 1分間 は少々無茶ができる。
  • スペシャリゼーションにかかわらず《血の渇き/Bloodlust》を使える。メイジの《時間湾曲/Timewarp》と同様、味方全員の攻撃速度を 40秒間 +30% する。(《時間湾曲/Timewarp》と効果は重複しない。)
  • スペシャリゼーションにかかわらず、水上歩行のBuffをかける《ウォーター ウォーキング/Water Walking》を使える。マウント中でもBuffが有効であるため、アングラーズ ウォーター ストライダー(Anglers' Water Striders) や インフレイタブル マウント シューズ(Inflatable Mount Shoes) が不要。(ただしマウントしている時にキャストするとマウントが解除されてしまう上、対象が単体であるため、デスナイトの《パス オブ フロスト/Path of Frost》よりも若干不便。)
  • スペシャリゼーションにかかわらず、ハースストーン(Hearth Stone) と同様の効果を持つ《アストラル リコール/Astral Recall》を使える。クールダウン 10分。ポータルハブのある ボラルス(Boralus)、ダザーラー(Dazar' alor)、ストームウィンド シティ(Stormwind City)、オーグリマー(Orgrimmar) などにホームポイントを指定しておくと、かなりスムーズに世界中を飛び回れる。
  • 《ゴースト ウルフ/Ghost Wolf》で狼に変身して移動速度を上げられる。戦闘中にも使用可能。他のアビリティを使用すると変身は解除される。)

Weaknesses/短所[]

  • 強力な呪文が多いが、その分Mana不足になりやすい(クラシックのみ。BfAではほぼ問題にならない)
  • 治癒専門としては若干力不足(クラシックのみ。BfAでは回復の大御所であるプリーストやドルイドとはまた異なるユニークなメリットを持つ)

(2020.03.01 追記:

  • どのスペシャリゼーションでも独自クールダウンを持つアビリティが多く、操作が複雑。出来る事が多い反面、それぞれのアビリティの効果を熟知していないと満足に性能を引き出せない。上級者向きのクラス。
  • 《アースエレメンタル/Earth Elemental》や《ファイア エレメンタル/Fire Elemental》や《野獣の精霊/Feral Spirit》がクールダウン中だと、戦闘力がかなり極端に落ちる。特に《アースエレメンタル/Earth Elemental》の挑発能力は防御の要と言ってよく、「実際のクールダウン中」の 4分間 は無理ができない。
  • メイジほどではないにしろ、かなり脆い。一応盾が持てるとはいえ、装備系統としては 軽装鎧(Mail) であるため、ウォリアやデスナイトと比べると防御力にはかなり大きな差が出る。《アースエレメンタル/Earth Elemental》の性能を加味した上でステータスが調整されているらしく、自家製タンクがいない状態で少しでも無茶をすると高頻度で《転生/Reincarnation》の世話になる事になる。
  • 遠距離DPSの エレメンタル(Elemental) では、連続使用可能な通常攻撃呪文は詠唱時間が長いものが多く、逆にインスタントキャストできるものは独自クールダウンを持つものが大半。「立ち上がり」が遅い。
  • 近距離DPSの エンハンスメント(Enhancement) では、範囲攻撃能力にやや難点がある。
  • 「痒いところに手が届く」がウリのクラスと言われているが、成長し切るまでは「痒いところにしか手が届かない不便なクラス」になりがち。アーティファクトの能力でかなり極端に性能が変わるため、Lv120に到達してBfAでアイテムレベル430程度の装備を揃えて大成すると「器用かつ万能」と評されるドルイドに匹敵する活躍をするようになるが、それまでは苦労の連続になってしまうかもしれない。ウォリアと並んで大器晩成型。

Talent/タレントの方向性[]

  • Elemental 「精霊術」  地水火風の精霊達の力を強化、スペルの威力等を増幅します

(2020.03.01 追記:

バランスドルイド と似た特徴を持つ遠距離DPSです。通常攻撃魔法を使用していると溜まっていく「第二のMP」とも呼ぶべきパラメーター「メイルシュトローム(Maelstrom)」を持ちます。バランスドルイドが「アストラル パワー(Astral Power)」を消費する強力な単体攻撃と範囲攻撃呪文を持つのと同様に、エレメンタルシャーマンも《大地の衝撃/Earth Shock》と《地震/Earthquake》という2種類の強力な呪文を扱えます。《大地の衝撃/Earth Shock》が単体攻撃、《地震/Earthquake》が範囲攻撃です。

基本攻撃呪文は単体攻撃呪文の《ライトニングボルト/Lightning Bolt》と、範囲攻撃呪文の《チェイン ライトニング/Chain Lightning》です。他にもダメージを与えると共に鈍足Debuffを与える単体呪文《冷気の衝撃/Frost Shock》、ダメージを与えつつ炎上Dotも撃ち込む《フレイム ショック/Flame Shock》、ターゲットが《フレイム ショック/Flame Shock》の炎上効果を受けている場合に確実にクリティカルする《溶岩爆発/Lava Burst》が主力攻撃手段になります。パッシブの《ラヴァ サージ/Lava Surge》の効果により、《フレイム ショック/Flame Shock》の炎上Dotが 15% の確率で《溶岩爆発/Lava Burst》のクールダウンをリセットし、かつ次の1発をインスタントキャストできるようにする効果を発生させます。また、パッシブの《マスタリー:エレメンタル オーバーロード/Mastery: Elemental Overload》は非常に強力です。《ライトニング ボルト/Lightning Bolt》、《チェイン ライトニング/Chain Lightning》、《溶岩爆発/Lava Burst》が 48% の確率で「二発目」を自動発動させます。二発目は一発目よりもやや減衰されたダメージを与えます。範囲攻撃の《チェイン ライトニング/Chain Lightning》でこれが発生すると驚異的な範囲ダメージを叩き出します。

ただ、エレメンタルシャーマンのいくつかの呪文は独自クールダウンを持つものも多く、他の呪文を撃ってリチャージまでのスキを埋める必要があるためやや扱いづらい印象があります。炎上Dotを撃ち込む《フレイム ショック/Flame Shock》がクールダウン 6秒、《溶岩爆発/Lava Burst》がクールダウン 8秒 で2チャージしておけます。シャーマンの火属性魔法はファイアメイジメイジの火炎呪文と似た扱いづらさがあり、逆に連射可能な《ライトニングボルト/Lightning Bolt》や《チェインライトニング/Chain Lightning》は詠唱時間が長いという欠点があります。またバランスドルイドと比べると「第二のMP」の溜まり具合がかなり渋く、《大地の衝撃/Earth Shock》や《地震/Earthquake》を撃てるようになるまでにかなりのチャージ時間が必要になります。これは《アースエレメンタル/Earth Elemental》という「自家製タンク」を召喚できる驚異的な能力を得た代わりにシャーマンが背負った代償と言えるでしょう。パーティプレイで誰かが前衛をしてくれる場合は《チェインライトニング/Chain Lightning》を連発しているだけでもかなりDPSを稼げるため、ソロプレイよりもむしろパーティプレイで活躍できる構成だと言えそうです。《ウィンド シアー/Wind Shear》や《キャパシター トーテム/Capacitor Totem》でサポートするとより一層支援が安定するでしょう。)

  • Enhancement 「強化術」  太古より伝わる祖先の知識と経験が、精神と肉体を強化するすべを貴方に伝えます

(2020.03.01 追記:

《岩穿ちの武器/Rockbiter》をかけた ドゥームハンマー(Doomhummer) の《疾風/Windfury》効果を活かしてタコ殴りにするというハースストーンで一時期流行した構成をそのまま体現する構成です。実際、オーグリム・ドゥームハンマー(Orgrimm Doomhammer) から スロール(Thrall) へ受け継がれた ドゥームハンマー(Doomhammer) は、バージョン 7 リージョン(Legion) のアーティファクトとして登場し、エンハンスメントを専攻するプレイヤーキャラが手にする事になります。

操作感覚はフロストデスナイトとフェラルドルイドの中間といった感じになります。「第二のMP」である メイルシュトローム(Maelstrom) を生成する《岩穿ちの武器/Rockbiter》を使った後で、溜まったメイルシュトローム を使って様々な攻撃を繰り出していきます。特に極端な性能を持つのは《ストーム ストライク/Stormstrike》です。メイルシュトロームを 30 消費する上に 8秒 のクールダウンを持つ非常に大きな制約を科された技ですが、代わりに非常に強烈なダメージを叩き込みます。パッシブの《ストームブリンガー/Stormbringer》は、「次の一発分」に限られますが、ただでさえ強力な《ストームストライク/Stormstrike》のダメージを +25% する上、消費メイルシュトロームをタダにし、かつクールダウンまで無視するという破格のボーナス効果をもたらします。《ストームブリンガー/Stormbringer》は「通常攻撃の際に 7% の確率」で発生するもので、いくら《疾風/Windfury》の効果で攻撃回数が多くなるとはいえ、本来ならば発生頻度はさほど高くはありませんでした。しかし バージョン 8 BfA のアーティファクトの効果で《ストームブリンガー/Stormbringer》の効果を頻発させられるようになりました。そのため優秀な装備品を揃えられれば火力が極端に上昇します。

問題はこのアーティファクトを手に入れるまでが苦難の連続になりがちな事でしょう。また、エンハンスメントは範囲攻撃がやや苦手です。タレントを使ってやっと小範囲の攻撃ができるようになるだけで、大半の技は単体攻撃です。ですので ハート オブ アゼロス(Heart of Azeroth) の メジャーパワー(Major Power) スロットに《ピュリファイケイション プロトコル/Purification Protocol》をインストールしたり、頭、肩、胴体のいずれかのアーティファクトのサードホイールに《ヒード マイ コール/Heed My Call》や《アゼライト グロビオス/Azerite Globules》をセットするなど、全クラス共通で使用できるダメージソースで補完しない限り、複数の敵を一度に殲滅するのは難しいです。

逆に言うなら、優秀なアーティファクトさえ揃えばかなり優れた立ち回りが出来る事を意味します。《野獣の精霊/Feral Spirit》で2体の狼を呼び出して攻撃させられる上、《野獣の精霊/Feral Spirit》は《アースエレメンタル/Earth Elemental》と共存できます。デモノロジー ウォーロック や アンホーリー デスナイト ほどではないにしろ、短時間に複数のミニオンを呼び出して数の暴力で相手を畳みかけることが出来ます。また、エンハンスメント スペシャリゼーション の《ヒーリング サージ/Healing Surge》には「メイルシュトロームが十分溜まっている場合、20消費してインスタントキャストできる」という追加効果があります。これは フェラル ドルイド の《プレデトリー スウィフトネス/Predatory Swiftness》とかなり似た効果で、攻撃しながら素早く回復する事を可能にします。エレメンタル スペシャリゼーション には「詠唱時間が長く、立ち上がりが遅い」という弱点がありましたが、エンハンスメントは「遠距離攻撃」というアドバンテージを捨てた代わりに高い機動力を手に入れました。)

  • Restoration 「回復」  大地は植物を育て、植物はその生命力をもって癒しを与える

(2020.03.01 追記:

《ヒーリング ストリーム トーテム/Healing Stream Totem》や《ヒーリング タイド トーテム/Healing Tide Totem》や《癒しの雨/Healing Rain》などのアビリティを駆使して回復エリアを展開し、範囲内にいる味方を守るヒーラーです。トーテムは一撃で壊されてしまうほど脆いため、残念ながらPvPでは活躍の機会があまりありません。しかしPvEでは大半の敵がトーテムを無視してプレイヤーキャラのみを攻撃するため、非常に優れた回復能力を発揮します。特に厄介なステータス異常を多用する敵が相手だった場合、術者本人がスタンや睡眠などで一時的に戦闘不能になってしまった際にも、配置済みのトーテムが自動回復してくれるため非常に心強いです。また、インタラプトが大の苦手のレストレーションドルイドと異なり、《ウィンド シアー/Wind Shear》と《キャパシター トーテム/Capacitor Totem》で能動的なサポートもできます。さらには《トレモー トーテム/Tremor Totem》の効果で 恐怖(Fear)、誘惑(Charm)、睡眠(Sleep) という非常に厄介な状態異常を無効化できます。これらの致命的な状態異常を引き起こす攻撃を多用する強敵を相手にする場合、レストレーション シャーマン は最も優れた回復役として機能するでしょう。

操作感覚は ホーリー プリースト と レストレーション ドルイド の中間といったところです。ホーリープリーストが得意とする範囲回復も、レストレーションドルイドの十八番であるインスタント回復呪文や設置型範囲回復もこなせます。ただし、「すべて使える」という絶大なメリットを得た代わり、「プリーストやドルイドよりも回復量が少ない」、または「詠唱時間がやや長い」といった弱点を背負う事となりました。とはいえ、トーテムがインスタントキャストである事を考えると、あらかじめトーテムを配置しておけた場合はこれらの弱点をかなりカバーできます。

回復呪文のリストを上げておくので、参考になれば幸いです。

  • 基本回復呪文:《ヒーリング サージ/Healing Surge》

(ホーリープリーストの《瞬間回復/Flash Heal》、ドルイドの《リグロース/Regrowth》とほぼ同じ。詠唱時間 1.3秒。連射可能。)

  • 詠唱時間がやや長い代わり強力な単体回復:《癒しの波/Healing Wave》

(ホーリープリーストの《弱回復/Heal》とほぼ同じ。詠唱時間 2.2秒。連射可能。)

  • 対象を中心とした小範囲の回復:《チェイン ヒール/Chain Heal》

(ホーリー プリースト の《プレイヤー オブ ヒーリング/Prayer of Healing》と似ている。回復効果が及ぶ最大人数がプリーストのものよりも一人分少なく、回復量もプリーストのものからやや劣る。詠唱時間 2.2秒。連射可能。)

  • 座標指定型の範囲回復:《ダウンポア/Downpour》

(ホーリープリースト の《ホーリーワード:サンクティファイ/Holy Word: Sanctify》と似ている。インスタントキャスト出来なくなった代わり、クールダウンが短い。詠唱時間 1.3秒。クールダウン 5秒。)

  • 自分を始点として回復効果を持つ波動を放つ:《ウェルスプリング/Wellspring》

(ホーリープリーストの《ヘイロウ/Halo》と似ている。回復範囲が「自分を中心とした円形」から「自分の前方に扇状」に変わっている。《ヘイロウ/Halo》と違って敵にダメージを与える事はない。詠唱時間 1.3秒。クールダウン 20秒。)

  • インスタントキャスト可能な回復呪文:《リップタイド/Riptide》

(レストレーション ドルイド の《スゥフトメンド/Swiftmend》に似ている。タレントで2チャージにできるところも同じ。クールダウンが短いという長所を持つかわり、回復量がドルイドのものよりもかなり劣る。クールダウン 6秒。)

  • 設置型範囲回復:《癒しの雨/Healing Rain》

(レストレーション ドルイド の《エフローセンス/Efflorescence》に似ている。ただし詠唱が必要になった上、クールダウンも発生。詠唱時間 1.8秒。クールダウン 10秒。ドルイドのものほど気軽に「位置変更」できない。)

  • 回復トーテム:《ヒーリング ストリーム トーテム/Healing Stream Totem》と《ヒーリング タイド トーテム/Healing Tide Totem》

(シャーマン固有のもの。レストレーション ドルイド の《エフローセンス/Efflorescence》と似ていなくもない。トーテムの近くにいる味方を自動で回復する。《ヒーリング ストリーム トーテム/Healing Stream Totem》はタレントで2チャージにしておける。《ヒーリング ストリーム トーテム/Healing Stream Totem》はクールダウン 30秒。《ヒーリング タイド トーテム/Healing Tide Totem》はクールダウン 3分。「自分の足元にしか置けない」という制約上、《エフローセンス/Efflorescence》に比べて若干設置場所の自由が利かない。半面、複数のトーテムを一気に展開すると、回復効果が重複するという利点がある。)

これらの多彩な回復呪文に加え、緊急時には《アースエレメンタル/Earth Elemental》で身を守れたり、《呪術/Hex》で戦闘から敵単体を排除したり、《ウィンド シアー/Wind Shier》や《キャパシター トーテム/Capacitor Totem》でインタラプトしたりと、「痒いところに手が届く」の謳い文句をまさに体現する非常に優秀な戦闘支援が可能です。ヒーラーであるにもかかわらず範囲攻撃呪文の《チェイン ライトニング/Chain Lightning》が扱える事も見逃せません。

敢えて強引にラベル付けするなら、ホーリープリーストは「レイド戦向きのヒーラー」、レストレーション ドルイドは「PvP向きのヒーラー」となるでしょう。対して レストレーション シャーマン は「PvEではオールラウンドなヒーラー」と言えそうです。ただ、残念ながら回復トーテムがPvPだとほとんど役に立たないため、レストレーション シャーマン の役どころはPvEに限られそうです。)

Status/ステータス[]

Horde
Race
STR +1
AGI
STA +1
INT +1
SPI +2
HP
Mana
Orc
24
17
23
18
25
77
73
Tauren
26
15
23
16
24
81
71
Troll
22
22
22
17
23
67
72

装備可能品[]

武器スキル[]

  • ◎=初期保持スキル  ○=各主要都市にいるトレーナーより習得可能  ×=習得不可  ●=Talentにて習得可能
  • ○Axes
  • ◎Daggers
  • ×Swords
  • ◎Maces
  • ◎Unarmed
  • ×Wands
  • ×Bows
  • ×Crossbows
  • ○Fist Weapons
  • ×Guns
  • ×Polearms
  • ◎Staves
  • ×Thrown
  • ○Two-Handed Axes
  • ○Two-Handed Maces
  • ×Two-Handed Swords

※V2.01より、Talentを取る事でDualWieldが可能になりました。

装備可能防具[]

  • Cloth
  • Leather
  • Mail (Lv40より)
  • Shield

Passive Skill[]

Skill Name
Level
Text
Mail 40 Mailが装備可能となります

Totem/[]

  • Shamanは、大気、大地、火、水の最高四本のTotemを持つことになります。このTotemは、Questによって得られます。その中でも Earth Totemは一番最初に手にすることになるTotemであり、他のTotemはもっと高いLevelで入手可能となります。

TotemはInventoryのItemであり、Spell Effectでもあります。Totem Spellを使用するためには、Itemとしてその系統のTotemを所持している必要があります。Totem Spellを使用すると、術者の足元に魔法のTotemが現れ、周囲一帯に効果を及ぼすでしょう。このTotemは、攻撃によって破壊されることもありま す。

その他 / Buffスペル[]

  • 主な属性付き攻撃SkillはNature、Frost、Fire。
  • 自己蘇生呪文を持ちますが、連続しての使用は出来ません。
  • Shamanは、Totemによる各種のBuff(Auraタイプ)を所持しています。
  • Shamanは、Poison(毒)系効果、Disease(病気)系効果を治癒することが可能です。また、敵対相手のMagic(魔法)系効果を解除することも可能です。