World of Warcraft Wiki
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日本時間の2018.12.12にバージョン8.1の更新がかかりました。細かい点はオフィシャルの告知を見ていただいた方が確実でしょうから、わたしが個人的に体感した印象を中心に追加点をいくつか報告します。

・バトル・フォー・ダークショアが追加された。基本報酬はLv340以上の装備品。バトル・フォー・ストームガードがプレイできない間、こちらがプレイできるものと思われる。以前は2週間の交代制だったストームガードの戦いが1週間サイクルになったと更新情報に記してあったので、ダークショアの戦いも同じく1週間サイクルになったものと思われる。が、まだ1日しか経過していないからもちろん実際のところどうなっているかは不明。

(訂正。バトル・フォー・ストームガードは2週間サイクルのままのようです。ダークショアの戦いのみが1週間サイクルの開催になっている模様。)

・ダークショアの戦いの初回クエスト報酬でアイテムレベル385以上というとてつもなく強力なアイテムが手に入るようになった。ただ、このクエストを受けるためには下記のティランダにまつわるクエストラインをクリアしておく必要がある。おそらくこの「初回限定報酬385Lvアイテムクエスト」は1週間サイクルでリセットされるものと思われる。

・新しい通貨 Titan Residuum ( タイタン・レシジューム…って読むのかな? ) が追加された。アゼライト装備を確定購入するための通貨らしい。わたしはまだ未入手。入手経路はおそらくインスタンスダンジョンだろうけど不明。未トライ。

・タイタン・レシジュームで購入できる商品の価格はそれぞれ以下のとおり。

 → 15 : ランダムなLv355の頭、肩、胴の鎧

 → 50 : ランダムなLv370の頭、肩、胴の鎧

 → 165 : ランダムなLv385の頭、肩、胴の鎧

 → 675 : 特定のLv385の頭、肩、胴の鎧。商品一覧がズラッと並んでいる。

・上記のアゼライト装備商人は、アライアンス側だとボラルスのアゼライト・リフォージャーとトランスモグリファイアがいる建物内にいる。イセリアル。ホード側はおそらくダザアラー。

・新しい通貨 7thリージョン・サービス・メダル が追加された。バトル・フォー・ストームガード、ならびにダークショアを受けれるミッションテーブルのすぐ近くにメダル商人がいる。新しく実装されたヘアルーム装備とかペットとかマウントとか買える。ティランダが乗ってたムーンセイバーも買える。けどお高い。

・アイランド・エクスペディションに新要素が追加されたらしい。

 →1週間サイクルでリセットされるアーティファクトパワー+2500のボーナスは、以前はアイランド・エクスペディションで合計40000アゼライトを獲得する必要があった。今回の更新で36000に減少した。6000獲得コース、9000獲得コースの2パターンがメインだったため、必要な回数が1回減少した事になるだろう。(確かに40000って地味に面倒だったから後半かなり無視していた。同じ事を思うプレイヤー多かったんだろうな…)

 →上記の36000アゼライト収拾の報酬で宝の地図なるものが実装された。宝の地図は消耗品で、使用すると7thリージョンの戦闘艦の甲板上に配置されているミッションテーブルにミッションが一つ追加される。(クラスホールとかギャリソンのミッションテーブルと同じアレ。仲間を「お遣い」に出すやつ。)成功すると5000gもしくは2000アーティファクトパワーという非常に豪華な報酬がもらえる。(おそらくハート・オブ・アゼロスのLvが31未満の場合はアーティファクトパワー、それ以上である場合はゴールドだと思われる。Lv385のアーティファクトでもアビリティのアンロックに必要なレベルがたしか31だったはずだから、アーティファクトパワーが無駄に手に入るよりはゴールドのがいいでしょ? っていう事だと思う。確証無し。ちなみにミッションを受けられる時間には制限があるから、出来るだけ仲間が全員揃っていてコンディションがいい状態の時に宝の地図を使うといい、と思う。)

 →アイランド・エクスペディションで獲得できるペットの種類が増えたらしい。わたしはまだ未入手。

 →行けるマップが増えた。

 →6000収集のノーマルコースがかなり簡単になった。逆に9000収集のヒロイックは敵対勢力(アライアンスであればホードのNPC、ホードであればアライアンスのNPC)のAIが改善されたのか非常に難しくなった。そこらじゅうにアゼライトがボコボコ転がってるし、アゼライト掘削機がマップのどこかに配置されていて、それを起動すると自動でアゼライトをある程度集めてくれる。けれど敵対勢力にコントロールを奪われると相手にアドバンテージを持っていかれてしまう。6000のコースだったらガン無視して他のポイントを掘りにいっても全然OKだけど、9000のヒロイックでは無視できない。PvPだとゲームの勝敗を分けるカギになるかもしれない。けどわたしはPvPのアイランド・エクスペディションは未経験。

 →以前は途中から出現していたレアMobが今回から最初から配置されているようになった…んだと思う。レア目当ての探索をする場合は前半戦を無駄にしなくていいから嬉しい。

・生産にいくつかレシピが追加された。そのうちいくつかは340装備と385装備。ただ、多分相変わらずハイドロコアとか、その上位互換のタイダルコアとかが必要になる。(だからダンジョン回るよりもワールドクエスト回した方が早くね…? そりゃランダムと狙ったもの確実に作れるのとでは雲泥の差だとは思うけど、さぁ…)

・お魚の利用価値が極端に上がった。ワールドクエストでお魚20匹とエクスパルソム10個を交換できるものが登場。(死ぬほど無駄な装備作ってはスクラップにしてあんだけ苦労して入手してたエクスパルソムが一気に10個も手に入るんですよ! 10個も! すごくね!?)

・前エキスパンションのリージョン・アサルトみたいにコーティリアスの各地にホードがランダムなタイミングで攻めてくるようになった。通常のワールドクエストに加えてセブンス・リージョンの友好度があがるワールドクエストとして表示される。おそらくホード側ではランダムなタイミングでアライアンスが攻めてくる、という感じになってると思う。

・友好度稼ぎがラクになった。獲得友好度が上昇した。

・友好度が最高値に達した後でもさらに+10000すると報酬がもらえるようになった。7thリージョンのハコの中身は3000ゴールドと500ウォー・リソースと細々した何か、だった。

・敵の本拠地を叩けるレイド戦が追加された。アライアンスの場合はダザアラー攻略戦。おそらくホードの場合はボラルス攻城戦。

・ジェイナ・プラウドムーアが帰ってきたらしい。ネタバレになりそうなので後述。クエストを受けるためには7thリージョンの友好度を Revered 以上にしなければならない。

・ティランダにまつわるクエストラインが追加された。上記のダークショアの戦いの385アイテムクエストの必須条件。ログイン時にフクロウが目の前に現れるので、そのフクロウからクエストを受けるとストームウィンド城に行くように促される。これもネタバレ甚だしいので後述。



↓↓ ※以下ネタバレ注意※ ↓↓







〇ジェイナのこと。

バージョン8.0のパッチで実装されたアンダーシティ攻略戦(クラストライアルのアレ)では、ジェイナはアンドウィンとゲンのピンチに駆けつける事になる。亡き父君の形見である巨大戦艦を海底から引き揚げ、秘術の力で空中戦艦へと改造する。そしてシルヴァナスが疫病を撒いて味方もろともアライアンスを駆逐しようとしたまさにその時、空中戦艦で空を駆って雲を割り、堂々たる戦線復帰を果たす。フロストノヴァで疫病もろとも敵軍を氷漬けにすると、大砲の一斉射撃で城壁を突き崩し反撃のチャンスをもたらす。後にメカトルクとアレリアの加勢もあり、シルヴァナスを追い詰めるまでに至る。が、あと一歩というところで取り逃がしてしまい、アンダーシティはシルヴァナスの策略で疫病の海に沈んだ。かつてローデロンと呼ばれた楼閣には、最早何人たりとも立ち入ることは叶わないだろう。これがアンダーシティ攻略戦の顛末。

それからジェイナは生まれ故郷のコーティリアスに戻る決意をし、母君に協力を仰ぐ事にする。コーティリアスが誇る無敵の艦隊は、タランジ王女を迎えて強大化したザンダラリ及びホードに対抗するために、アライアンスに取って必要不可欠であろうとの採決がなされた。が、かつてのセラモアの海戦でジェイナは父君を裏切って殺害していたらしい。

(この辺りはわたしは経験していないから、いずれ時代を遡って細かくプレイしてみたいところ。なんでも、ジェイナとスロールは共闘関係を結んだらしいが、直後に遅れて戦線に加わったジェイナの父君はアライアンスとホードの同盟を知らなかったらしい。積年の恨みとばかりにホードを攻撃する父君に対し、ジェイナは泣く泣く砲火を交えるしかなかったと聞く。)

ジェイナのこの行為を、もちろん母君キャスリン・プラウドムーアは赦すはずもなかった。生まれ故郷のコーティリアスに戻ったジェイナは人々から「裏切者」と罵られ、「海の娘 ( Daughter of Sea ) 」の二つ名は忌み名と変わり果てていた。母親と再会したジェイナはキャスリンから直々に死刑宣告をされ投獄される。ジェイナに同行していたわたしのキャラも投獄されるが、現地の工作員フリン・フェアウィンドに助け出される。その後、フリンの雇い主であるサイラス・クレストフォールと面会し、キャスリンは摂政のプリシラ・アッシュベインにかどわかされていると聞かされる。プリシラはアッシュベイン・カンパニーという巨大な会社を経営しており、最近の会社の動向にはキナ臭い噂が絶えないという。キャスリンの目の曇りを払うため、そしてジェイナを救い出しコーティリアス海軍の信頼を得るため、わたしのキャラはアッシュベイン・カンパニーの調査に乗り出す事になる。

調査が進むにつれ、アッシュベイン・カンパニーは海賊と提携している事が判明する。また、強力なエネルギーを秘めた鉱物であるアゼライトの採掘を率先して行っており、兵器転用もしていた。挙句に子供を奴隷にして長時間労働を強いるなど、悪逆の限りを尽くしている事が判明。仕舞いには海賊に水門を破壊させ、「コーティリアスは危機に直面している」というデモンストレーションをしてのける。全てはプリシラが海軍総司令官に着任するために仕組んだ壮大なシナリオだった。キャスリンがプリシラに総指揮権を与えんとするまさにその瞬間に駆け付けたわたしのキャラは、プリシラの前に海賊と結託していた事を証明する確固たる証拠を突き付ける。ところが工作員を周囲に忍ばせていたプリシラは煙幕で騒ぎを起こしたスキに議会から逃亡を図ったのだった。

この事件をきっかけに、キャスリンはアライアンス陣営に対して心を開くようになる。摂政として心から信頼していたプリシラの裏切りに心を痛めたキャスリンは、ジェイナについての身辺調査を許可する。調査の末、ジェイナがまだ殺害されておらず、アッシュベイン・カンパニーに身柄を拘束されている事が判明。手掛かりを手に入れるために敵の本拠地を攻めるぞ! というところでわたしの冒険は終わっていた。(だってダンジョンの敵強いもん。ソロじゃ無理。)

で、だ。8.1では「その後の展開」ってのが追加されたらしい。まだ未経験だけどジェイナがプラウドムーア城に戻っている様子。それを明日辺りしっかりやってみようかな、と思っているところ。

追記。

プラウドムーア城に戻っていたジェイナは、母キャスリンとの和解を果たす。(ダンジョンを自力でクリアしてたら細かい顛末がきっと見れたんだろうなぁ…。ちょっとガッカリ。)

ところが、親子の和解の席にサイラスの娘テイリアが割って入る。ホードの艦隊がアウトリガーを攻撃しているとの事。ジェイナ、テイリア、そしてわたしのキャラはこの危機に対処する事になる。そしてジェイナの強力な魔法でホードの一群を撃退し、ボラルスは事なきを得たのだった。多分ここまでがジェイナにまつわるストーリーの顛末、だと思う。



ちなみに。アウトリガーはボラルスの背面を守る西の要であり、地政学上極めて重要な防衛拠点だった。巨大な水門と頑丈な城壁を持ち、城壁の上にはいくつもの砲台が配置されており、外敵の襲撃に対して目を光らせている。が、逆にここが落とされればプラウドムーア城は敵艦の艦砲射撃に対して野晒し同然になる。

余談だが、水門を破って艦隊を内海へ侵攻させ、プラウドムーア城の目と鼻の先に砲門を突き付けるという作戦だが、前述のプリシラ・アッシュベインも同様の計画を企てていた。プリシラの場合は島の南端にあるフリーホールドに顔が利くため、南の要衝であるヴィジル・ヒルを攻撃したのだが、テイリアによりこの作戦は阻止されている。南側の水路は非常に狭く、大型船が通れないという制約があったため、上陸作戦を主眼に据えプラウドムーア海軍の砲台を制圧し橋頭堡を作った然る後に侵攻を再開するという作戦だったが、失敗。

日本で例えて言うならコーティリアスは関西地域の地形とかなり似ており、プラウドムーア城が大阪、アウトリガーが広島の呉、そしてヴィジル・ヒルが和歌山の砲台跡に相当する。ハルフォード・ワームベインならびにゲンが率いるアライアンス第七艦隊はボラルス外縁に係留されており、内海へ招き入れるには巨大な水門を開かなければならない。もしもこの水門が攻撃され動作不良に陥れば、第七艦隊は島を半周する必要が生じるため即応性を大きく損なう事になる。例えて言うなら愛知県と瀬戸内海を直線で結ぶ運河が破壊されるようなもので、和歌山を迂回せざるを得なくなる海軍は大きく出遅れる事になる。(ホードの作戦立案者が誰なのかは知らないけど、面白い事考えるなぁ、と感心している。けど、アウトリガーの城壁をアゼライト爆弾でフッ飛ばそうとしたり、城壁の内側の漁港に疫病をブチ撒いたりと、占領後の事をまるで考えてなさそうな行為がちらほら散見された。ホード側でプレイした事ないからよく分からないけど、シルヴァナス率いるアンデッド軍団フォーセイクンと、オークやトーレンってやっぱり対立してるのかなぁ、と何となく思った。アライアンスも割と内輪もめしてるけど、多分ホードも一枚岩じゃないんだろうなぁ…)

ジェイナの話はおしまい。



〇ティランダのこと。

アンドウィン、ゲン、ジェイナ、メカトルク、アレリアのチームがアンダーシティを攻めている頃、ダーナサスの大樹はホードによって焼き払われていた。故郷と住民の多くを喪ったナイトエルフにとってはもちろん痛ましい戦役であったが、故郷を追われてダーナサスに亡命していたウォーゲンたちにとっても二度目の祖国の喪失となった。

で、ここからが8.1。

ナイトエルフの長であるティランダは復讐を決意し、ホードによって荒らされたダークショアを襲撃し奪還するとアンドウィンに宣誓する。だが、アンダーシティ攻略戦が事実上の失敗に終わり、ストームガードの防衛線を死守しなければならない上にザンダラリでも戦闘を行っている現状、これ以上戦線を拡大する事は危険だとアンドウィンは判断した。ティランダには今一度復讐の時を待って欲しいと嘆願するアンドウィンだったが、「アライアンス軍の協力が得られなくとも、我らは独力で事を為す」とティランダは一蹴。単身でダークショアを目指して船を出す。わたしのキャラはマイエヴ、シャンドリスと共にティランダを追いかけて支援する事になる。

会合を終え、ストームウィンド城を出ようとするその時、同席していたゲンがおもむろに口を開く。「我々の故郷が滅ぼされた時、ナイトエルフは我が民を呪いから救ってくれた。私は故国と同じ悲劇が彼らナイトエルフの身に降りかかる事を良しとしない。受けた恩義は返さねばならぬ」そう告げたゲンの意志にしたがい、テス・グレイメイン、ローナ・クロウリー、豊穣のセレスティンなど、ギルニーアス出身の面々が戦線に参列する事になる。(これすっげーアツい展開よね、ウォーゲン的に)

ティランダを追いかけてダークショアに向かったわたしのキャラ一行はティランダの船を発見する。ティランダたちが残していった手掛かりを頼りに追跡を続行。道中、マイエヴはティランダの思惑に気付く。ティランダは禁忌の儀式を執り行い、エルーンの怒りの化身「ナイトウォリア」へと生まれ変わろうとしているのだという。この神降ろしの儀式を行った者はエルーンの有り余る力に耐えられず、遠からず身を滅ぼすであろうと伝説にあったのだそうだ。しかしその力は恐ろしく強大で、ナイトエルフはこの力でカリムドールの覇権を速やかに取ったらしい。マイエヴが伝説を語っているうちにティランダに追いつく。ティランダは我が身に降りかかるであろう災厄を厭いもせず儀式を完遂し、エルーンの怒りをその身に纏う。そしてその絶大な力を以て、ダークショアの駐屯指揮官ナザノス・ブライトコーラーをマルフュリオンと共に襲撃する。が、あと一歩のところで逃げられてしまう。

そしてダークショアの戦いへと続く。




プレイ日記はここまで。


先日の分に記載したとおりデスナイトの項目を加筆しました。

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